光のアート、全身で光を体感するインスタレーション

アートといってもいろいろな種類のものがありますが

光を扱った手法でインスタレーションを制作するジェームズ・タレルというアメリカのアーティストがいます。

絵画や彫刻などはそのモノ自体が作品ですが、

インスタレーションはその空間自体が作品であり、

タレルはその空間に見る側を引き込む力が本当に素晴らしい作家です。

タレルの経歴をみると知覚心理学や天文学などを学んでおり、

飛行機に乗っていた時の経験や感覚から得たインスピレーションも

ヒントにしているようで、

見る側の「知覚」に訴えかけてくる作品を制作しているとのことでした。

タレルのスケールは壮大で、約40万年前の火山の噴火によってできたクレーター(噴火口)の地形を利用した作品も制作しており(ローデンクレーター)、

地球と深く繋がることのできるアートです。

大きな球体の中に人が入って光を感じる作品もありました。(ガスワークス)

日本では新潟や金沢など、現在では複数の場所にタレルの作品があります。

一例として、新潟では光の不思議さを感じられる建築『光の館』

金沢では金沢21世紀美術館でタレルの常設展示の作品Blue Planet Sky』などがあります。

静かに光と向き合う作品は禅的でもあり、光が見せる多彩な変化の奥深さを再発見できる貴重な体験です。

タレルの作品をまだ見たことがない方はぜひ体感してみてください。

光とは何か、感覚とは何か、という問いが湧き上がってくるような

静的でありながらも人生観が変わるほどの深いインパクトを持つアートです。

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